こんにちは。なんなん(@nannanchannel) です。
「ブルグミュラー18の練習曲」を昨日の午後に練習しました。
練習のとき気をつけたポイントについて書いてみます。
この記事では1~6曲目についてです。
曲名は全音楽譜出版社の和訳によります。
1.ないしょ話
右手、左手の1本ずつの線に見える楽譜。
右は見た目よりも、2つのパートになっている。
右手の中だけで、2つのパートをきれいに弾きわけないと。
メロディーの高い音は響きが長く続くように。
内声にあたる真ん中パートの音は、やさしくぼかすように。
鳴らすように弾くよりも、鳴らさないように、響かないように弾くのもむずかしいです。
曲の真ん中あたりは、右手メロディー+左手伴奏になる。
このパターンの方が弾きやすいです。
曲の前半、後半をきれいに弾けるようにしようと思います。
2.真珠
右のペダル、ダンパーペダルを和音に合わせてふむ曲。
そのおかげで右手のまっすぐな音階が細かい音できれいに気持ちよく入る。
曲の真ん中では、のぼりでなく下りの音階を弾く。
右手では、下りの音階(高い音から低い音に向かう)が弾きにくい。
特に音が下って鍵盤の真ん中付近を弾くときに、右手が自分の胴体に近くなる。
手や体の位置を工夫しないと、弾くときにひっかかりやすい。
ト長調でファが♯、黒鍵になることでも、ひっかかってしまう。
3.家路につく牧童
前奏の4小節は、わりと苦労なく弾ける。
曲に入ると、練習曲らしいちょっとした困難がやってくる。
左手の伴奏は、和音の音の幅がちょっと広くて、気を付けないと音ミスしてしまいやすい。
右手は旋律一本だけど、なかなか弾きにくい音の並びをしている。
高い音から始まって下っていくメロディーは、慣れないためか少し弾きにくい。
となりの音を弾いたり、1つ鍵盤が飛んだりするところも、弾きにくさを作っているように思う。
曲の後半で、右手が和音で下っていくところがある。
3度の重音(ドミとかレファとか)で下ったり、音3つの和音だったり。
白い鍵盤だけなので弾けそうな気がしつつ、全部白鍵というのがまた外しやすかったりする。
落ち着いてていねいにさらうのがいいかなと思う。
4.ジプシー
スタッカートがたくさん出てくる曲。
楽譜から曲のイメージがつかめなかった曲で、動画を見に行きました。
上手な方の動画をお借りしました。
私も録音か録画の環境がととのったらアップしてみます。
スタッカートの表記だけれど、ノンレガートのように弾く所が多いのかもしれない…と今のところ思っています。
5.泉
メロディーをきれいに浮き上がらせるのに四苦八苦する曲。
でもきれいに弾けると楽しい。
メロディーでないほかの音は、和音を構成するひとつひとつの音の粒と思うと、あまり苦にならないよう弾ける気がする。
1小節でたくさん音の数を弾くけれど、1小節弾いたときにきれいな和音がひとつできあがるように弾いてみたい。
6.陽気な少女
曲の感じはタイトル通り、明るく快活なイメージで楽しそうに弾けばよさそう。
でも弾く人にとってはスタッカートはやることたくさんで練習の要素がいっぱい。
左手も音の幅ひろくポンポン飛んでいるので、鍵盤の場所を労力すくなくわかるようにしたい。
右手は広めの和音+狭めの和音が続く。
手を広げて弾くと手がいっぱいいっぱいになりがちなので、無駄な力を使わないで用のあるときだけやるべき仕事をやって手に負担をかけないように鍵盤をさわっていきたい練習曲。
「ブルグミュラー18の練習曲」1~6曲目練習ポイントのまとめ
「ブルグミュラー25の練習曲」の続きの本ですが、手を広げて弾いたり、ピアノの鍵盤も幅広く使われています。
練習の課題がたくさん入っています。
1曲ごとに切って弾く、音階を弾くなどの課題があるのですが、前の曲と次の曲で関連があるわけではないようです。
1曲ずつ完成させるのに、時間がかかる曲集なのかもしれないなと思いました。
私自身はこの曲集は、5年くらい前から時々弾いています。
細かいところで要求水準が高いなーと、弾くたびに思います。
この曲集18曲が思うように楽しく弾けたら、いろんな曲が弾ける力がつくと思っています。
次回は7~12曲目までの練習ポイントを書いてみます。