スプラッシュマウンテンとセンターオブジアースの違い

こんにちは。なんなん(@nannanchannel) です。
東京ディズニーリゾートに、スプラッシュマウンテンとセンターオブジアースという、上から滑るように落ちてしまう乗り物があります。
落ちるタイプのアトラクション、スリルを味わえますよね^^。
この2つの乗り物の違いをご紹介したいと思います!

スプラッシュマウンテンとセンターオブジアースは存在するパークが違う

スプラッシュマウンテンは東京ディズニーランド内にあります。
いっぽうセンターオブジアースは後からできた方、東京ディズニーシー内にあります。
東京ディズニーランドのキャッチフレーズは「ようこそ!夢と魔法の王国へ」。
スプラッシュマウンテンはディズニーランドらしい夢と魔法にかかった乗り物といえるでしょう。
東京ディズニーシーのキャッチフレーズは「冒険とイマジネーションの海へ」。
海と火山を舞台に冒険するディズニーシーでは、センターオブジアースが意味深い役割を果たしています。

エリアの雰囲気も違います

スプラッシュマウンテンは、ディズニーランドのクリッターカントリーという所にあります。
このエリアはディズニーランドの奥深いところに位置しています。
アメリカ河の河畔に住んでいる小動物に会えるという設定です。
センターオブジアースは、ディズニーシーのミステリアスアイランドという所にあります。
このエリアはディズニーシーの真ん中ですが、火山の地下、内部に位置しています。
火山はプロメテウス火山といい、時々噴火してはふもとの地面が揺れたりしています。

落ちるまでの道のりが違います

スプラッシュマウンテンはずっと高いところをボートで進んでいきます。
最後の大落下は4回目。10分くらい乗る間に、途中の落下が3回あります。
3回のうち2回目はけっこう距離の長い落下なので、最後の大落下の練習になるでしょう。
途中の3回の落下までは、ずっと山の中を『南部の唄』の話を聞きながら進んでいきます。
最後の4回目の大落下のときに、山の上から放り出されるような感じで、屋外の滝つぼに乗っているボートが落下します。

センターオブジアースは、乗り物に乗り込むまでの道のりが長いです。
ライド自体は3分の乗車時間ですが、入ってから出てくるまでに最低でも30分はかかってしまいます。
スタンバイ列を進んだあと、テラヴェーターという名のエレベーターに乗ります。
イオンなどにある普通のエレベーターのようなものに乗り、火山の地底内部まで下りていきます。
そのあとも歩いて進み、ライドの乗り場まで移動します。
ライドは前半ゆっくり進み、後半緊急脱出のためにスピードが上がります。
火山の上まで急上昇して、その勢いで押し出されるように急降下します。

落下速度が違います

スプラッシュマウンテンは時速62km、センターオブジアースは時速75kmです。
どちらもディズニーランド、シーの中で最も早い最高時速になっています。
TDRのジェットコースターはガタガタせず乗り心地がよいため、同じ時速の数字でも乗っていて不安感はありません。

屋根なし、屋根つきです

スプラッシュマウンテンのボートは屋根なしです。
センターオブジアースのライドは屋根ありで、窓を開けた乗用車に乗り込むのに近いようなしっかりしたライドの造りです。
センター~の方が最高時速は出ますが、乗り込む体がライドで囲まれているため、安心感があります。

落ち方をまとめると

スプラッシュマウンテンはゆっくり少し上がってから、前のボートにつづいていきなりの急降下。
高いところからいきなり落とされる恐怖感を味わうことができます。
センターオブジアースはスピードを持って斜面を駆け上がり、そのまま急スピードで下に落下していきます。
上がって下りる、この移動のスケールの大きさがスリルのだいご味になっています。

ディズニーで落ちる系絶叫系の克服の方法

落ちる系絶叫系が苦手な人は、耳の三半規管が弱い場合があります。
私もそうです。
乗り物酔いしやすいです。
耳の中に「耳石(じせき)」という平衡感覚をつかさどる石があり、水の中に浮かんでいます。
三半規管が弱い人は、この石が不安定な感じが耐えられなくなるのでは?と考えています。

落ちる系絶叫系が怖い人は、乗り物が下に落ちる瞬間に、耳の中の耳石を自分で先に落としてしまうことが有効です。
耳石の落ち方を自分で加減することができるからです。
何度か乗っているうちに慣れてきますのでがんばってみてください。

座り方

  1. 座席に深く座る
  2. 体の重心が真っ直ぐ下に降りるのをいつも感じる
  3. いざとなったら上半身のバランスを取れるところに手を置いておくと緊急対応でき

落ちる時には

  1. レールをしっかり見て、いつライドが落ちるのか把握する。
  2. スプラッシュマウンテンでは、前のライドが落ちる瞬間をよく見ていてください。
    「ライドがここを通過したら落ちる」と、2~3台見るとわかります。
  3. センターオブジアースは落ちる前にすでにスピードが出ているので、のぼりと下り、大ざっぱな場所の把握でOKです。

一番有効なのは

  • 落ちる瞬間に、自分から下に飛び込むつもりになることです。
    プールへの飛び込み、スキーのジャンプに近いです。
    落とされると思うと恐怖感が増すので、自分からすすんで飛び込む意識を持つと、落ちた感が軽減されます。

どうしてもダメな人は

  • 目を閉じて叫んで恐怖心をごまかしてしまいましょう。
    現実逃避できるこの方法が一番という人もいます。

スプラッシュマウンテンとセンターオブジアースの違いまとめ

スプラッシュマウンテンもセンターオブジアースも、東京ディズニーランド、シーの乗り物の中では落ちる系乗り物なのでスリルが味わえます。
グループでディズニーに行く場合、怖くて乗りたくないのに付き合いで乗ることになる人も多いでしょう。
所要時間は何分か、落ちる前にどんな動きをするのか、よく頭に入れてから乗るとよいでしょう。
ディズニーのジェットコースターは、本格的な遊園地のものに比べると全然怖くありません。
私も絶叫系の乗り物が大変苦手でしたが、3年くらいかけて少しずつ乗れるようになりました。
怖くてムリ!という人も、少しずつ慣れていくと必ず乗れるようになります。