教員免許が失効してしまって困ってる人はいませんか!?
都道府県の教育委員会に「講師登録」しようと思ったのですが、免許の期限が切れていました。
自県の教育委員会に電話で問い合わせ、インターネット通信で免許回復させることにしたのですが、平日の日中に電話できないので困りますよね。
この記事では2018年10月末、これから教員免許(小・中・高校一種)更新講習を「インターネット通信」で受ける予定のなんなんが、免許回復までの予定をまとめてみました。
*過去に学校勤務経験があります!(e-ラーニング受講資格者・各自あてはまるか要確認です)
自宅待機中なので通信で更新・試験します!
私の場合は
- 自宅待機で(いま学校で働いていない)
- 田舎すぎて講習をやっている施設が遠くて通えない
ので、通信での更新を選びました。
最後に書きますが、「通学」でまとめて受講した方が、日数早く終えれるのではと思います。
全部で30時間以上の講習、だそうです。
教員免許・更新までの手順をカンタンにいうと?
通信ではこの手順で免許復活させます。
- どこのHPで受講するか自分で決める(後述)、受講料支払い
- 今の勤務校、元勤務校の校長に「失効免許を回復したい」と連絡、学校のはんこもらう
- 30時間以上を講習する。受講者と試験(後述)同一人物か、顔認証あり
- 全部終了したら修了証・その他必要な書類を教育委員会に送る(各都道府県教委などによる)
- 更新された免許状がくる・・・だろう
5つのうち3.4.は自分で考えたのでもしちがったらすみません。
小・中・高と3種類の免許があっても、1校分だけ講習うけると、3校分の免許がくるようです。
期限は受講をはじめてから2年2か月の間に・・・と言われました。
これもちがったらすみません。
30時間、教員免許更新・講習の内容は?
3種類ありまして
・必修(1講座を6時間)
最近の教育事情、のような内容です。
幼稚園〜小学、高校まで共通、必修です。
・選択必修(2つのうち1講座を6時間)
主に「ICT」教育のIT化にかかわる内容です。
こちらも「幼稚園免許向き」「中高校生の大きい生徒向き」
免許の校種でどっちか決まるので、そう迷いません
・選択(3講座を6時間ずつ、計18時間)
心の教育、金銭教育、道徳など、さまざまな講習から「3講座」以上をえらびます。
小さい子向け校種〜大きい子向け、生徒の年齢問わず講習など、いろいろあります。
1タイトルで6時間だったり、4タイトルセットで6時間だったりします。
全30時間の内訳(内容)
6+6+18で30時間、です。
免許失効中なんなん
では「通信」更新の話をすすめます。
教員免許更新「通信」はどのHPで受ければいいの!?
自県の教育委員会に電話したところ、次の3か所+1か所を紹介されました。(紹介順)
最初の3つは最後の「試験」まで自宅で受けれるようです。
桜美林大学(おうびりん)ホームページ
桜美林大学が教員免許・更新講習のホームページを持っています。
上品なえんじ色のページで気持ちが落ち着きます。
引用:https://www.obirin.ac.jp/kyomen/guide/
私のメモによると桜美林大学のは「30時間で48000円」とあります
e-ラーニング受講・終了までの流れが丁寧に書いてあるので、ここで受講しない人も読むといいですね。
勤め先、元職場の校長先生などによる「受講対象者」認定が必要です
教員免許・失効の復活は、免許をもってる人だれもかれも受けれるわけではないようです。
教育委員会に「常勤・非常勤登録」をする気のある人だけが受けれる講習です。
教育委員会の人
更新受けたり免許復活には、ある程度の日数がかかります。
明日にでも来て欲しい・・・と言われても、免許更新を終えてないと、採用されないんです。
講師として学校で働く可能性のある人は、早めに更新手続きをするといいですね。
Mac不可、しかし支払いは書類提出後
桜美林大学HPでのパソコンバージョンチェックでは「Mac不可、Winで受講して」と言われてしまいました><
しかしWinユーザーには支払いまでの流れがわかりやすいです。
校長印もらい、受講書類提出のあとに「料金支払い」です。
前払いのところもありますので、自分が受講対象者かどうか不安がある場合には、書類後の支払いだと安心です。
支払ったなんなん
才能開発教育研究財団(さいのうかいはつ・きょういくけんきゅう)
「才能開発教育研究財団」という漢字8文字もあるむずかしい名前の財団も、教育委員会から紹介されました。
私のPC環境は現在副業の関係で、WindowsではなくMacのOSを使っています。
e-ラーニング講習「動画・閲覧環境テスト」がすぐ見つかりまして、私の場合はこの財団で講習を受けることに即決しました!
引用:https://portal.sainou.or.jp/Environmentcheck
「Mac OS Sierra10.12.6」はこの表にはありませんでしたが、ボタンクリックで「(あなたのPCは)マル」と出たので大丈夫と判断です。
Macユーザーで他のe-ラーニングに不安をおぼえる方はいっしょにこの財団でいかがでしょうか。
才能開発教育研究財団の通信・費用
1受講7200円×30時間
36000円支払いします。
「コンビニ払い」を選んだら、払込用紙が郵送されました。(翌々日)
急ぐ人はネット上でクレジットカード決済の方が早いです。
お金払うなんなん
大学セミナーハウス(八王子)
宿泊施設もあり合宿できる「大学セミナーハウス」でも、教員免許・更新通信の「e-ラーニング」を扱っています。
この財団HPでいいな・・・と思ったのが
パソコンがなくてもスマホ環境でOKのようです!
「スマートフォン」、「カメラ付きタブレット端末」、「内蔵または外付けのカメラがあるパソコン」のいずれか一つを用意できる方であれば、自宅試験の申込みが可能です。
先の2つめ「才能開発教育研究財団」のはスマホNGだったと思います。
自分のパソコンもってなくスマホだけの方は、大学セミナーハウスのHPで「スマホOK」を確認してみてください。
教員免許更新・最後の試験で顔認証システムを使います
免許更新には現勤務校、過去の勤務校から「受講資格・対象者です」と認めてもらう書類が必要です。
また受講・修了試験に「替え玉受験」を防止する「顔認証システム」を利用するそうです^^;
- 写真書類提出、受講した受講対象者(本人)と
- 試験を受けた本人が同一人物であるかどうか
「顔認証システム」で毎回判断します
最新式でビックリしますね!
私自身はインターネットで仕事を受注、顔認証を使ったことがあるので、特に不安はありませんでした。
頭の先からアゴまで、指定された顔がちゃんと範囲におさまっていれば大丈夫ですよ^^。
「放送大学」でも教員免許・通信・更新ができます
3つ通信のを紹介しましたが、「放送大学」でもe-ラーニングが受講できます。
引用:https://www.ouj.ac.jp/hp/kousin/
教育委員会の人
しかし放送大学では、最後の試験は「実地」へ足を運んで受験する必要があるようです。
都道府県が指定した試験会場を調べないといけないです。
- インターネットに慣れていて試験まで家でやりたい人は上の3つを
(桜美林大学、才能開発教育研究財団、大学セミナーハウス)
- インターネットでの受講が不安、歴史ある通信講座で受けたい人は放送大学を
(放送大学+現地受験)
選ぶとよいのではないでしょうか。
放送大学での費用は1受講6000円×5講座で3万円だそうです。
近くの大学に通える人は通学・免許更新も早い
- いま学校で働いていてすぐ受講を終えないといけない
- 講習に何日もかけてられない
そういう忙しい人は、通信でなく実際に講習講義をおこなっている大学などに、自分の足や身を運んでしまった方が早くて確実なのではと思います。
免許失効中なんなん
まとめ
12月末〜1月は、教員免許の更新講習も、手続きがものすごく混む!と言われました。
学校の冬休み期間、お仕事の年末年始休みの間に、講習をすませたい人が全国にいっぱいなんですね^^;
校長先生からハンコがいるなど、受講料支払いから学習ビデオをみれるまで、けっこう日数がかかりがちです。
教員免許の更新予定のある人は
- どのHPの通信を受けるか決めて(桜美林大、2財団+放送大学)
- 元・現校長先生に連絡を取り受講資格のハンコをもらう
なるべく早くすませましょう。
教育委員会の人
講習を終了、テスト合格しても、教育委員会に届けず、免許更新が終了しきれない人が結構いるそうです><
そのあたりの締めもぬかりなく、新しい免許状をゲットしてくださいね!