【体験談】口から・鼻から・胃カメラ2年おきにやったよ!【田舎レポ】

みなさまこんにちは。田舎の田園地帯に住んでるなんなん(@nannanchannel) です。
みなさまは「胃カメラ」やったことありますか?

わたしは胃に良性のポリープがあるため、経過観察のために「2年おき」の胃カメラをやっています。
胃カメラは「オエッ」最大級の苦しさで、「もうこりごり」「二度とやりたくない」と思ってる人もたくさんいると思います。
わたしもその一人で、「口からの胃カメラ」「鼻からの胃カメラ」どちらも2回ずつ体験しました。
口と鼻、胃カメラにどんな違いがあるのか。
記憶を頼りに、書いてみようと思います。

口からの胃カメラ:総合病院にて

初めての胃カメラは2009年、今から8年前でした。
市の集団検診「バリウム」でひっかかり、「2次検査」を受けるよう言われたのです。
胃カメラ経験者もまわりにいなかったので、わけわからなかったのと大事をとったのと両方の理由で、総合病院の内科に胃カメラの申し込みをしました。
平日の朝、私の他にも「胃カメラ」を飲む人が数人。
看護師から手際よい説明を受け、検診の流れを覚えます。
採血の人も一発で針を刺してくれ、腕に刺した医師の麻酔もすぐ効いてきました。

ぼんやりした記憶で検査ベッドに横になり、胃カメラを口から入れました。
「ぬぐぐぐぐっ、苦しい……」麻酔はのどに入れるときしか効いてないんじゃない?と思うくらい、苦しかったです。
人生初めての胃カメラのあと、真っ直ぐ帰宅できる気がしなくて、タクシーで実家に帰って2時間くらい休ませてもらいました。
検査結果は「悪性の所見なし」でした。

口からの胃カメラ:個人病院にて

初めての胃カメラから2年後。
口からの胃カメラが苦しかったので、胃カメラ経験者を探したり、周りの人に胃カメラの苦痛のことで泣き言をいったりしました。
実家の母が同年代の友人に胃カメラのことを聞いて回ってくれて、「評判のいい胃カメラの医師がいる。」と教えてくれました。
さっそく予約を入れようとすると「3か月後しか空いてませんね〜。」と言われました。
市内でも評判のよいA医師は、田舎なのに予約でいっぱいです。

さて胃カメラの予約日当日がやって来ました。
評判のよいA医師が腕に麻酔を打ってくれて「胃カメラは口から入れますか、鼻からにしますか?」と私に尋ねました。
2年前の「胃カメラ」での苦痛をすっかり忘れていた私は「口でも大丈夫そうだから口からにします。」と答えました。
口から入れた2回目の胃カメラ、ものすごく苦しかったです^^;
1回目は気合いで乗り切れましたが、2回目はダメでした。
腕のいい医師でも、口から胃カメラ入れたら苦しいんですね……。
医師の腕どうこうより「鼻から胃カメラ入れてもらいたい……」と強く思うようになりました。

鼻からの胃カメラ:かかりつけ内科にて

評判のよいA医師の「口から胃カメラ」から2年後、風邪をひいてしまって、いつものかかりつけ内科に行きました。
「そろそろ2年おきの胃カメラの時期だよな」と気にしつつ。
鼻水、微熱の診察のあと、かかりつけ内科の先生が「消化器内科」専門といううわさを聞いたことを思い出しました。
「消化器」って口から胃腸、肛門あたりまでが担当分野ですよね。
「きっと胃カメラのことも詳しいに違いない」とひらめきました。
「先生、もしかして鼻からの胃カメラってやってますか?」診察のあとに聞いてみました。
「ええ、やってますよ。予約入れますか!?」とかかりつけの消化器内科医の先生。

話はトントン拍子に進み、胃カメラ診察の予約が空いていたため、次の週の午前中に「鼻から胃カメラ」をすることにしました。
週に1回、2人までの胃カメラ診察。
患者が少ないため、看護師の人数が多く、手厚い看護を受けれたように感じられました。
看護師や医師から1つ1つの処置に丁寧な説明があったため、恐怖感なく胃カメラ検査を受けられました。
「鼻から胃カメラ」は、カメラの管を入れた状態で、口で会話できるんです。
モニターを私の方に向けてもらい「カメラが食道を通りました」「胃に入りました」と医師からひとつひとつ説明してもらいました。
かかりつけ内科なので、自宅から近いのも帰宅の心配がなく、快適。
「鼻からの胃カメラ」はこれからも、近所のかかりつけ内科で済ます予定です。

良性のポリープが消えた!?:かかりつけ内科にて

「口から胃カメラ」2回のあと、「鼻から胃カメラ」の2回目。
「2年前にあった良性ポリープが見えなくなっています」と医師に言われました。
胃のひだに隠れているのでは!?と丁寧に探してみても、ポリープは見当たりません。
「消えることもあるんですよね。」と言われた気がします。
市の検診でバリウムを飲むのをやめ、最初から胃カメラにしたのは、良性ポリープで再検査になってしまうため。
「ポリープなくなったなら、次回は市の検診でバリウムにしてみようかな。」というのが2017年の現状です。

まとめ

私もおそらく皆さんと同じで、医者キライ、採血コワい、胃カメラ憂うつ……です。
去年夫が生まれて初めて「胃カメラ」をした時にも「口からだった。もう一生やりたくない!」と言っていました。
夫の胃カメラは職場検診の人間ドッグだったので、総合病院で受けるしかなく、「口から」「鼻から」も選べなかったようです。
私の住まいは地方の田舎ですが、個人病院で「鼻から胃カメラ」設備のあるところが2か所ありました。
「鼻から胃カメラ」を希望する人は、消化器内科に強そうな個人病院を探すとよいのではと思います^^!
わたしも皆さんも、少しでも楽に胃カメラを受けれますように^^!