尾瀬縦断旅行、沼山峠から鳩待峠へ

こんにちは。なんなん(@nannanchannel)です。
2008年に家族で「尾瀬縦断旅行」というのをしてみました。
メンバーは夫婦2人、小中学生の子供2人です。福島県の沼山峠から入って、尾瀬の真ん中の山小屋で1泊。
翌日は群馬県の鳩待峠から尾瀬を出るという旅行です。
当時は新幹線、路線バスなど公共交通機関で、交通の便に苦労しました。

現在は峠まで乗せて行ってくれる便利なツアーバスも出ているようなので、記録をかいてみます。

~1日目~

沼山峠までの交通

①JR浦佐駅(新潟県)まで新幹線
②越後交通という路線バスで奥只見ダムまで移動 8時ころ発で1時間半弱
③そのあと奥只見ダム-尾瀬口まで定期観光船で40分(2016年~要予約になったとのこと)
④尾瀬口-沼山峠まで 南越後観光バスで1時間(要予約)11:30ころ

③④は6月~10月半ばまで、通年はやっていないとのことです^^。
②~④は上手く接続されていて、お昼までに沼山峠につく便が1本だけ。
①浦佐駅着の時間は、②~④に乗れる時間の上越新幹線を選びます。
東京方面からだと始発になるでしょう。

尾瀬沼

沼山峠に休憩所があるので、持ってきた昼食を食べました。
食堂はなかったと思います。
12~1時ころまで休憩して、沼山峠を出発しました。

1泊2日で、1日目は「尾瀬沼」を歩きました。
最初の30分くらいは、ずっと階段の下りです。
そのあとは平らな木道の上を歩いていきます。
涼しい中ハイキングできて気持ちよかったです。
しっとりとした湿原の中、高山植物がいっぱい。
午後3時半ころ宿泊地に到着。尾瀬の真ん中まできました。

尾瀬小屋

尾瀬の真ん中に、宿泊できる小屋がいくつかあります。
事前予約が必要です。
わたしは「尾瀬小屋」という小屋に泊まりました。
夕食 時、就寝 時と、早い時間に夜を迎えます。
環境保護のためにシャンプーリンス、石けん、歯磨き粉の使用が禁止されているんですよ。
午後4時過ぎ、早めにお風呂に入りました。

そのあと食堂で夕食です。
ごはんが野菜中心、体に優しい健康食でした。
ご飯、みそ汁、おかず 品でお腹いっぱい。
生ゴミを極限まで減らさないといけないので、野菜などは皮まで美味しく調理されていました。
日頃からこのような食事をしていたら美味しく健康に過ごせるのでは…と思いました。

夜は20度くらいしかなく、天然のクーラーのようで寒いくらいでした。
暑い真夏には涼しいのが一番のごちそうです^^。
心地よい眠りにつけました。
翌朝は6時起床、朝食。
尾瀬小屋の周りを少し散歩して、午前8時ころ出発しました。

~2日目~

尾瀬ヶ原

尾瀬小屋を出発して、2日目は「尾瀬ヶ原」を歩きました。
尾瀬ヶ原は視界が広く開けていて、歩いていて爽快な気分になれました。
木道を歩きながら風景を楽しみます。
「浮島」という小さな島をたくさん見ることができました。
ニッコウキスゲは8月なので終わっていましたが、アザミ、オニユリ、小さなスイレン、モウセンゴケなど珍しい花を見ることができました。
「至仏山」が見栄えで、登っている人も遠目に見えるようでした。

鳩待峠に近づくにつれ、たくさんの人が歩いていました。
関東から鳩待峠を利用すると日帰りで尾瀬ハイキングができるというのも納得です。
階段をたくさんのぼり3~400メートルのぼって、鳩待峠に到着です。
お昼前に着きました。

鳩待峠からの交通

①路線バスでJR上毛高原駅
②上毛高原駅から上越新幹線
の予定だったのですが、現地で①路線バス→乗り合いタクシーに変更しました。
時間短縮になり、利用してみて良い選択だったと思います。

鳩待峠につくと、大勢タクシーがとまっていました。
飲み物を買って家族4人で休んでいると、タクシーの運転手が話しかけてきました。
夫がタクシーの所要時間と料金を運転手に聞きました。
その結果、家族4人タクシーを利用してもバスと料金がかわらないと判断しました。
バスは戸倉で乗り換えて、接続含めておよそ3時間。
料金は大人一人3500円
けっこうな山道でしたし、人数によってはタクシーを使った方がいい場合もあるでしょう。

まとめ

尾瀬縦断は自家用車を使うことができず、公共交通機関を使って回ったのでなかなかダイナミックな旅行になったなと思っています。

個人的に楽しかったのは
1.涼しい尾瀬小屋での貴重な宿泊経験
2.奥只見ダムでの観光船
3.尾瀬ヶ原ハイキング
です。

鳩待峠から沼山峠に抜けることも交通があればできるとは思いますが、乗り換えなしで新幹線駅まで直行できる鳩待峠は2日目にするのがおすすめです。

じゃらんnetで尾瀬旅行に行ってみませんか!?!