長岡花火大会2016右岸(長岡駅側)で観賞しましたレポ

こんにちは。なんなん(@nannanchannel)です。
2016年8月2日3日に行われた、新潟県長岡市の長岡花火大会を観賞してきました。
この花火は日本一長い信濃川の中州で打ち上げられるので、信濃川の土手あたりで観賞することができます。
土手のうち長岡駅側を「右岸」、高速道路のICがある長岡IC側を「左岸」と呼んでいます。
JR長岡駅から歩いて行ける「右岸」で2日間観賞してきたので、レポします。

長岡花火の無料の観覧席、長生橋の上流側で見ました

2日の日は長生橋(ちょうせいばし)の上流の無料席で見ました。
打ち上げ場所の橋の名前を、信濃川の上流からかきます。

打ち上げ場所の橋の名前

  1. 長生橋(ちょうせいばし)
  2. 大手大橋
  3. 長岡大橋

超大型、ワイドなスターマインは①~②の間で打ち上げられるものが多いです。
①~②は抽選制の有料席となっています。
①より上流で見ると、打ち上げ場所から少し離れて見ることになります。
それでも花火が川の中州から発動するところからしっかり見えますし、無料の観覧席にしては上々の場所でした。

初めて行った観覧場所ですが、良かった点が2つありました。

長生橋の無料観覧席の良かったところ

  • 空いてました
  • 打ち上げ開始30分前(午後7時頃)現地着でもシートしけました
  • 長生橋の橋は花火観賞の邪魔になりません。

土手の上、舗装してあったところは開始30分前には満席でした。
でも土手の内側の草の上でよければ、楽々とシートを広げることができました。
高めで見れるよう土手の斜面にシートをしくか、斜面をさけて平らなところまで下りてしくか迷いました。

土手の坂の途中にシートをしくか、平らなところまで下りるか

土手の上の方でシートをしくか、下までおりてシートをしくか、どちらも一長一短です。

場所 滑る? 見え方
土手の坂の途中   傾斜で滑る    高さがあってよく見える
土手の下   滑らない    低い所から見るので長生橋が邪魔になる

土手の坂の途中で見ることを選びました。
レジャーシートを敷きましたが、斜面と草でお尻がすべってちょっと大変でした。
大きなシートを敷いて寝転んで見ている人もいたので、それもアリかもでした。

長岡花火、手前が大きく向こうが小さく見えました

信濃川が少し蛇行していますが、川の横から見るような格好になります。
手前の花火は大きく、遠くの花火が小さく見えました。
フェニックスという目玉の花火があって、9か所の打ち上げ場所から上がりました。
打ち上げの真正面で見るとワイド過ぎて視界に収まらず、左見たり右見たり…となるところを、川の横から見るので全部視界に収まるような鑑賞場所になります。
きょろきょろしないので、首が疲れないのはよかったです。
打ち上げ場所から距離があるので、花火の音は近くで聞くより小さ目になります。
それでも打ち上げている花火そのものが1尺2尺玉大連発でドンドンドカンの連続。
土手の中が見えるので、打ち上げる瞬間も見えます。
無料にしては上々の観賞場所でした。

長生橋の向こうで上がりますが橋は案外邪魔にならない

橋の向こうで花火が打ち上げられ、橋ごしに花火を見る格好となります。
橋じゃまだったら残念かな…と心配でしたが、実際に花火を見てみたら全然気になりませんでした。
長生橋は鉄骨でできていて、スケルトンの骨みたいな形の橋です。
打ち上げの瞬間も橋の下から見え、一部橋の骨格が花火にかかりますが、花火が花開くのは全て橋の上。
全然問題なかったです。

三尺玉が大きく見える場所

大玉連発打ちで評価の高い長岡花火ですが、三尺玉は2回しかあがりません。
もともと空襲慰霊ではじまった花火大会というのもあるのか、三尺玉打ち上げ前にはサイレン音が流れます。
そして三尺玉がおごそかに打ち上げられます。
最初にいきなり三尺玉ということはなく、普通サイズの花火を2つくらい打ち上げたあと、三尺玉がドーンといきます。
(今年は正三尺玉3連発で、ドーンが3回でした)

正三尺玉はほかのスターマイン花火とは違って、長生橋の上流で打ち上げられます。
なのでフェニックスやほかの花火からは遠いですが、三尺玉を近くで見れる観覧場所となります。
三尺玉、2度打ち上げられましたが音もサイズも大きかったですね。
「ハハハ…」と笑うしかないというくらい、言葉が出なくて度肝を抜かれました。

帰りのJR長岡駅まで、徒歩ルートが空いていた

帰りは徒歩でJR長岡駅方面まで30分歩きました。
徒歩ルートがそこそこ空いていたので、快適でした!

長岡花火は信濃川右岸、左岸とも広く鑑賞場所を設けてあって、花火が見れないということはないと思います。
花火自体が1尺玉以上がバンバン上がり、少しくらい遠くてもじゅうぶん見応えがあります。
駐車場も右岸は南部工業団地(工場の駐車場を花火大会の日に借りてるよう)、左岸は越後丘陵公園をはじめとして、大容量です。
帰りの交通だけがどうしても困難になります。

花火プログラムも目玉のフェニックスを真ん中に終えてしまい、その他音楽の流れる人気の花火も時間よく散らして、混雑回避の工夫がされています。
それでも全プログラムを2時間かけて終えるころには、40万人の人がいっせいに動き出すので、混まないわけがありません。

JR長岡駅側右岸の徒歩ルートで最も混むのは、大手大橋~長岡駅の真っ直ぐ直線の道路だと思います。
ここは道路自体も2車線で広いのですが、歩道はちょっと広い程度です。
大手通りという長岡市のメイン十字路を抜けて長岡駅までの道は、花火大会終了後には考えられないような混雑になります。
大手大橋~長岡駅でなく、長生橋~長岡駅の徒歩ルートの方が空いています。
古い商店街、住宅街のため何本も道が走っています。
歩道の段差に足をひっかけて転びそうになったり、自転車やスーツケースのガラガラにひかれそうになることもあるので、徒歩ルートは空いているに越したことないです。
小さいお子さん連れの人は帰りの徒歩が混雑すると危ないので、花火大会終了直後に一番混む大手大橋~長岡駅徒歩ルートには気を付けた方がいいかもしれません。

翌8月3日大手大橋~長生橋の間の有料観覧席でも見ました

長岡花火大会2日目となる8月3日には、大手大橋~長生橋の間の抽選制の有料観覧席でも観賞しました。
「信濃川右岸ベンチ席」というところで、土手の内側の傾斜のところに、階段みたいに座れるように横長の板を貼って臨時に作った席です。
当選したのが長生橋寄りの席でしたので、前日8月2日とあまり変わらないかな…というつもりで見ました。
しかし長生橋のこちらとあちらでは打ち上げ場所からの距離が短いです。
花火はやっぱり打ち上げ場所からの距離次第なのかなと思った有料観覧席でした。

かといってあまり間近でみると、自分の真上に花火が上がることになります。
ずっと上を見っぱなしだと首が疲れるので、それもよしあしだったりします^^;むずかしいですね。

帰りのルートはほぼ前日と同じで、長生橋~JR長岡駅あたりまで徒歩で歩きました。
雨っぽかった2日と違い3日は晴れていたので、同じ平日でも混んでいました。
それでも信号待ちの交差点でありえないほどの人だかり…というのはなかったです。

長岡花火大会、右岸無料観覧席のまとめ

今回は暑い中待ちたくない!ということで、花火大会開始30分前でもさくっとレジャーシートをしけそうな場所にしました。
8月2日3日というと長岡もほかの地域同様、一年で一番暑い季節です。
暑くなければ昼間から何時間でも待つことはできますが、こう暑いと花火大会の場所取りも身がもちません。
夕日が傾いてからシートをしくことができたのはよかったです。
平日なので空いていましたが、長岡花火大会の知名度も年々上がる一方、土日と重なったらこの観賞場所も混雑するかもしれません。
もっと早くから待てるという人は、大手大橋~長岡大橋(下流です)の無料観覧席をねらうといいのかな…と思いましたが、こちらの方が混むような気がしています。
フェニックス観覧席(有料)の後ろが右岸の無料観覧席の中ではベストかなと思いますが…そう広いエリアではなさそうです。
三尺玉も近いしどうせ真ん中から外れるなら、長生橋上流の方がいいのかな。
右岸の無料観覧席どちらで見る?

  • 長生橋上流で三尺玉をみる
  • 大手大橋下流でフェニックスをみる

三尺玉メインかフェニックスメインか、あとはお好みによりそうですね。


それでは長岡花火大会に行く人は、行く時の混雑より帰りの混雑に気を付けてお出かけください。
徒歩も車も電車も新幹線も、帰りはどこも混みあいます。