みなさまこんにちは。10年ほど前に手の甲にあるホクロを2つ取ったなんなん(@nannanchannel) です。
左手の甲、親指側にあって、何をするにも視界に入っていたホクロ。
気になるし、取れるならとっちゃえっ!と10年前、取ることにしました。
どこで、どんな風に除去したのか、振り返ってまとめてみます。
親指と人差し指〜手首の間に2つのホクロ
気にするなっていっても、常に視界に入っていた2つのホクロ。
パソコンのキーボードをたたいていても、両手でピアノを弾いていても、わたしの視界にいつも左手の甲にある、2つのホクロが気になっていました。
小指側にあったら、気にならなかったのかもしれません。
左手は紙を押さえたりするためか、動きっぱなしの右手よりも気にさわっていました。
私の利き目(右です)の使い方なのかもしれません。
すでに取ってしまったのですが、油性ペンで「2つのホクロ」を黒く塗って再現すると、こんな感じになりました。
*この写真のホクロは油性ペンで書いたニセモノで、現在は除去したのでありません。
どこでどんな風に取ったの?
近所の皮膚科に受診したついでに聞いてみたら、「うちの日帰り手術で除去できるよ」とお医者さんに言われたので、平日の午後に予約を入れて取ってもらいました。
この結論がでるまでは、少し回り道をしました。
初めは大きな総合病院の皮膚科に予約していた
最初はこの2つのホクロの除去手術の予約を、総合病院の皮膚科に入れていました。
大きな病院だったので、3ヶ月待ちです。
子供の足の裏のホクロについて相談したことがあり(メラノーマという悪性のガンができることが稀にあるらしい)、当時6歳で人生の先が長いから心配なら取ってしまいましょう、と切開手術してもらったことがありました。
じゃあ親の私も同じ病院で、という流れで、総合病院に予約を入れました。
とはいえ、ただのホクロで手術なんて病気でもないし、大きな病院だとちょっと迷惑かかるかな、とモヤモヤしていました。
近くの皮膚科を受診したついでに聞いたところ、
「ホクロの手術で3ヶ月待ち!そのくらいの手術ならうちで、しかも来週できるよ」と言われました。
「あ、そうなんだ、簡単、助かる・・!」と、その場で手術の予定を入れました。
総合病院への連絡まで、取り消しを代行してもらった気がします。
皮膚科で準備がいいのか、「この大きさのホクロなら、この器具で丸く切除できるよ」と、ホクロ取り専用!?のメスっぽいものを見せてもらいました。
細いストローみたいな筒の中に小さな薄い刃のメスがついていて、クルッとくり抜く方式だそうです。
衛生的に小さな透明袋に入っていて、使い捨てのようでした。
「田舎なのに、もしかして最先端のホクロ取り器具かも!?」と、わからないながらもちょっとだけ感心しました。
「普通のメスより少し傷口が小さくなりますよ」と言われました。
通常のメスだと、目の形(レモン型のよう)に切って、皮膚を閉じて合わせるそうです。
ホクロ取り手術スケジュール回想
週明けの火曜の午後2時か4時、20分の予定で左手の甲にある2つのホクロ除去手術を受けてきました。
いつも包帯を巻いてもらっている治療台に横になり、左手を医師にあずけて、部分麻酔で行いました。
手術は「ホクロの周辺の皮膚を切って縫う」シンプルにそれだけでした。
もう少し細かい流れを書くと
・手の甲を消毒
・手が動かないように固定したと思います。
・1つめホクロを専用メスで除去。ストローみたいな細い筒にメスがついてました。
・2つめも同じように除去。
・手の皮膚がくっつくようテープで止めます。上下2種類のテープを使った記憶があります。
・手術後、ほんの少し休んで帰りました。手を使わないで済むよう、車の運転はしないでタクシーで帰宅しました。
ホクロ周辺の切開についてもう少し書くと、ホクロとその近くの皮膚を、下がとがった「円すい形」になるよう、真ん中を深めにくり抜くのが基本のようです。
表面のホクロが見えなきゃそれでいい、というのではなく、取り残しがないようきちんと奥まで取るんですね。
除去したホクロについて、傷が治った後に「良性でした」と丁寧な検査結果をもらいました。
別な病院ですが子供が除去した「足の裏のホクロ」も、良性という安心の検査結果をもらいました。
医師側にとっては、ホクロはただなくなればいいってものではなく、良性か悪性かちゃんと調べてくれるみたいです。
ホクロを取ったあとの傷の回復具合は?
傷がきれいに治るまで、左手の甲を濡らせなかったので、生活上すこし不自由しました。
切って縫って、ホクロがなくなったのにはスッキリしたのですが、取ったあとの生活のことまでは正直あまり考えてなかったです。
12月、真冬に取ったので、傷が化膿しにくい点では安心でした。
手術の傷のことで一番困ったのは、12月の半ばに、予期せず「大雪」が降ってしまった時でした。
わたしの住まいは一度に足首〜ひざくらいまでドカ雪が降る雪国なので、雪が降るといろいろ片付けたり除雪作業をしないとになります。
土の入った大きなプランターを2つ、出しっ放しにしたまま、手の手術をしてしまいました。
手術から5日後、バサバサと音を立てて雪が降ってきたので、あわてて重たいプランターを2つ、両手で持って避難させました。
包帯をした手の甲は雪で濡れるし、重い荷物を持つとテープで止めた「傷口」が開きそう。
突然の大雪には少々困りました。
傷口はきれいにくっついたの?〜ホクロ切開除去手術〜
1週間くらいでテープが取れて傷がくっつくかな・・・という予定でいたのですが、手術から1週間たってテープをはがしてみたら、「ぱかっ」と丸い傷口がこんにちは。
傷には弱いので「ひゃぁーっ」と悲鳴をあげてしまいました^^;。
もう一度テープでふたをして(?)もう1週間、間をあけて受診しました。
手術から2週間たったら、傷口はちゃんとくっついていました。
「円すい形」に切ったので、深いところからくっついていって、皮膚の表面までくっつくのには、ある程度日数が必要なようですね。
子供の「足の裏ホクロ」除去も、足の裏の皮が厚いため、はじめから「抜糸まで2週間」と言われていました。
痛くなかったの?〜ホクロ切開除去手術〜
麻酔の注射が普通に痛くて(刺すのでしょうがないです)手術の時は部分麻酔が効いていて大丈夫でした。
「麻酔が切れて痛かったら飲んでください」と、ロキソニン(おそらく)を頓服で出されました。
1〜2回飲んだような記憶もありますが、皮膚が切れた痛みとロキソニンはたぶん痛みの種類が違うと思うので、気休めにもらっただけでした。
テープで傷口をしっかり押さえていたため、傷口はあまり痛くなく過ごせたと思います。
レーザーでのホクロ除去は考えなかったの?〜ホクロ切開除去手術〜
田舎の皮膚科、総合病院という選択肢で受診、治療したので、レーザーの器械が身近にありませんでした。
自分の住む県内でも、大きな市に行って美容外科なども範囲に入れたら、レーザーでの除去も考えたかもしれません。
現在子育ての手がはなれ、遠くの病院まで行けるようになりました。
「レーザーと外科手術、今どちらか好きな方を選んで」と言われたら、どっちがいいのかわからなくて選べません。
情報など、イチから集め直しになります。
さいごに
近所の皮膚科で相談、手術の予約入れて日帰り手術、1週間目受診(皮膚くっつかず)、2週間目受診(皮膚くっついて終了)、という流れで、手の甲にある2つのホクロを除去しました。
そのあと皮膚科にはずっと行かなかったのですが、2年後くらいに子供を連れて受診したときに「先生、2年前のホクロ、きれいになりました」と手の甲を見てもらいました。
「あぁぁぁ・・そういえば取ったよね、きれいきれい」と思い出してもらえました。
傷がふさがった直後はまだ「傷あと」という感じでしたが、現在はシミと区別つかなくなって、どれが傷あとなのかもわからないくらいです。
ホクロ、イボなど病気ではありませんが、見た目や出っ張りで不自由な思いをしていたら、思い切って医師に相談、除去するのもひとつの方法です。
取ってしまうと「気にしすぎたかな・・・」とも思えますが、写真撮影のために油性ペンで書いたホクロは、やっぱり今でも気になります。
わたしの場合は、10年前、ホクロ取って良かったのかな、と思っています^^