こんにちは。なんなん(@nannanchannel) です。
今日はうちのダフメイポーチをご紹介します。
お洋服を手作りしました!
シェリーメイちゃんのお洋服はワンピースにしました
メイちゃんは女の子なので着せやすくかわいいワンピースにしました。
後ろあきにしたので胸の上にリボンのスペースができています。
スカートは2段、ギャザーを寄せて2段目に1段目をぬいつけ、1段目と身頃をぬいました。
えりぐり、そでぐりは家で余っていたバイアステープを使ったので、色がいまいち合ってません。
布はギンガムチェックのカットクロスで、たぶん50cm×50cmだったと思います。
紙で身頃の型紙を作りました
前身頃、後身頃はむずかしいなと思ったので、いらないノートを切って紙で型紙をつくりました。
肩の長さ、そでぐりの大きさに気をつけて、えんぴつで適当に書いて、切って、メイちゃんの体に当ててみて…と2回くらいやり直ししながら形を決めました。
紙をたて半分に折ります。
折り目が真ん中になるように2枚重なったまま前身頃の左半分をえんぴつで書きます。
2枚重なったままハサミで切ると右半分の前身頃も一緒に型紙が作れます。
後ろの型紙も同じように2つ折りの紙から作ります。
後ろ身頃はスナップボタンで左右を止められるようにしました。
1cm重なりができるよう、型紙を2枚(左右分)作りました。
前身頃、後身頃の型紙を切ったら、メイちゃんの体にあててセロハンテープではめてみました。
前身頃、後身頃で肩の長さ、わき下の長さを同じにするのがポイントです。
シェリーメイちゃんのスカートの縫い方
2段のスカートは型紙なし、いきなり布カットでいきました。
1段目はできあがり寸法で4cm×50cmになるよう布1枚、2段目はできあがり寸法4cm×50cmになるよう布2枚、スカートのために計3枚用意しました(ぬいしろ上下5mmずつで5cm幅)。
スカートの布は1段目、2段目とも、輪になるよう最初に脇をぬいます。
輪になった2段目のスカート、1段目のスカートの上方をギャザー寄せ用に1本ターッとぬいます。
(輪を4ヶ所に分けて4本縫うと扱いやすいです)
ミシンの上糸か下糸どちらかの調子を強くして、つった方をひっぱってギャザーを寄せる仕組みです。
2段目のスカートの糸を引っ張ってギャザーを寄せます。
中表にして縫い合わせ、1段目と2段目のスカートをつなぎます。
1段目のスカートのギャザー糸もひっぱって縮めて、輪に縫い合わせ終わった身頃と合体させます。
(上半身・身頃のことはむずかしいので後でかきます)
最後にスカートのすそを縫ったり身頃のスナップボタンをぬいつけたりして完成です。
身頃がわかりにくいのであと回しにしましたが書きます。
シェリーメイちゃんの身頃の縫い方
前身頃と後身頃の肩ぬい→えりぐりしまつ→前身頃と後身頃の両わきぬい→そでぐりしまつ→すそとスカートをぬいつけて合体させる、の順でほぼ完成です(あとスナップボタンとリボン)
肩縫い、両脇縫いは、中表にして縫いつけます。
えりぐり、そでぐりしまつは、バイアステープを中表にしてぬいあわせ、表から見えないように折ってアイロンをかけます。
そのあと1本糸で手縫いでまつりぬいをして、バイアステープと身頃がはずれない程度にぬいつけました。
洗濯機でがしゃがしゃ洗ったりしないので、軽く止めるだけでいいと思います。
後ろあきなので後身頃2枚の重なるところをどうするか…がむずかしいです。
裁縫の基本から脱してしまいますが、はじめから身頃がかさなる部分ごと型紙に入れてつくりました。
でも布を端でジョキッと切ってしまうとほつれるので、もう1.5cm布を多く切って折るところもつけました。
左右身頃、両方ともです。
3mm幅のサテンリボンをぬいつけました
メイちゃんのワンピースに何か飾りがほしかったので、こげ茶色の細いリボンを買ってきました。
ワンピースができあがったあと、1本の糸で服の上からリボンをぬって留めました。
ちょうちょ結びにしたリボンも作ってとめました。
ダッフィーの服はセーラーブラウスです
ダッフィーは男の子なのでセーラーブラウスにしました。
セーラーのブラウスははじめて縫ったので、わたしにはむずかしかったです。
メイちゃんのワンピースは子供が幼稚園くらいの時に似たようなデザインのを2〜3枚縫っていたので何とかつくれました。
セーラーのブラウスは、えりをどうしようか一番悩みました。
えりだけが大きく特殊なかたちで、身頃はふつうの丸えり、ワイシャツえりのブラウスのようにつくればいいかなと考えました。
身頃とセーラーえりを分けて考えることにしました。
ダッフィーのブラウスの身頃をつくる
後ろスナップボタンにセーラーえりを付けれる自信がなかったので、前あきブラウスをセーラーえりにしてダッフィーに着せようと考えました。
メイちゃんのワンピース身頃と同じように、いらないノートの紙をつかってダッフィーブラウスの前身頃、後身頃を適当につくりました。
セロハンテープで肩、わきをとめてみて、大丈夫と思うまで紙をつけたしたり切ったりしながら適当に型紙をつくりました。
このブラウスの型紙も同じコツで、肩の長さを同じにする、脇の長さを同じにすると布を縫い合わせるとき片方があまったりしません。
そでぐり、えりぐりのカーブ加減がむずかしかったです。
前身頃を大きめにえぐり、後ろ身頃はあまりえぐらないようにすると人間のTシャツと同じように縫ったときに自然になるようです。
身頃は多少すそ広がりにして、男物ですがセーラーワンピース風にみえるようにしました。
しっぽがかくれるくらいの長さに、型紙をつくりました。
セーラーえりの布は2枚いります。
えりは2枚の布を中表に重ねて縫ってつくります。
身頃のえりぐりとくっつけて縫うところだけはほつれる感じで糸がひらひらしますが、それ以外のところは2枚とも中表になっていて、ほつれない仕組みになっています。
人間用の手持ちのブラウスやワイシャツを参考にするとえりの仕組みがわかります。
セーラーえりの形を考えるのは非常にむずかしかったです。
あまりにむずかしかったので、丸えりのふつうのブラウスの型紙を紙でつくって納得したあと、紙をセロテープで貼り足して延長し、セーラーえりの形になるよう四角く書いて切ってみました。
前も丸えりみたいにえり2つくっつく形ではないので、前の中心線でえりがなくなるよう型紙をつくってみました。
前身頃の重ね合わせが少々むずかしいです
前身頃の左と右は、1.5cm重なるようにしました(メイちゃんのワンピ同様、型紙に入れてしまいました)
切りっぱなしだとほつれるので折り返す部分が必要ですが(見返しといいます)、わたしのは1cmにしました。
もう5mm多くてもいいかもです。端にジグザグミシンをあてています。
ブラウスを縫う順番
(前、後身頃の)肩→セーラーえりを作っておく→身頃、えり、バイアステープをかさねて縫ってえりまわりの始末をする→(前、後身頃の)わき→そでぐちをバイアステープで始末する→すそ3つおりぬい、の順です。
ダントツにむずかしいのは身頃、えり、バイアステープですね。
ブラウス、パジャマの上着を縫ったことがある人はだいじょうぶだと思いますが、縫ったことがない人はえりつけの仕組みがわからないかもしれません。
縫い合わせた前〜後〜前身頃をアイロン台にのせ(表が上)、えりぐりのところに2枚縫い合わせて完成しているえりをのせ(表が上)※みかえしは両脇とも中表に折っておいてください…その上にバイアステープを裏を上にしてのせる(えりとバイアステープで中表)、3つまとめて上からぬう(しつけ→ミシンぬい)という理屈になります。
ミシンで縫い終わったら縫い代をハサミで切り落として幅を少なくします。
そしてバイアステープでくるっとくるむと不思議なことに、ブラウスのえりもと完成になるのです。
いらない布でえりつけの練習しないと、いきなりだと失敗してしまうと思います。
ざくざく手縫いでもいいので、えりつけの仕組みについて理解してから本物を縫うと良いでしょう。
2枚合わせて縫うとしか言わなかった「えり」のことを、もう少し詳しくお話しします。
ブラウスのえりのつくりかた
ブラウスのえりは、型紙に対して四方とも全部、ぬいしろが必要です。
ブラウスには2枚布がいりますが、そのうち1枚には接着芯をアイロンで貼るとえりがしゃきっとします。
ブラウスのえりの作り方は、同じ形のえりをぬいしろ付きで2枚、中表にして合わせます。
身頃のえりぐりと縫い合わせる予定のところだけは縫わないようにして、2枚のえりをミシンで縫います。
縫い代を2枚一緒にハサミで切り落として(縫ってないところは切らない)、表にかえしてアイロンをかけるとえりのできあがりです。
身頃にぬいつけるやり方は先の通りです。
ダッフィーのセーラーブラウスの仕上げ
すそは洗濯機にかけないのでジグザクミシン+2つおりで始末しました。
スナップボタンを糸が表にでないようにぬいつけました。
身頃合わせですが、ダッフィーは男の子なので左が上になるようにボタンを付けました。
どっちかよくわからない人は、女性のブラウスと逆にするか男性のワイシャツを見て同じにするとよいです。
3mm幅のサテンリボンをアクセントにぬいつけました。
1本糸でかがってとめました。メイちゃんのワンピースと同じです。
うちのダフメイポーチお洋服のまとめ
できあがりサイズのせますが、プラッシュにあててみて合うかどうかの方が大切だと思います。
単位はcmです^^。
中学生のころ一番好きな教科は家庭科かもしれない…と思うほど裁縫好きだったため、ついつい出来る範囲内で凝った裁縫をしてしまいました。
家庭科、技術が男女共習になったらしく、最近は義務教育内でショートパンツまでしかぬわないらしいので、ブラウスの縫い方の仕組みがちんぷんかんぷんだった人も多いのではと思います。
ワンピースはわたしは高校の授業で縫ったことがありますが、ギャザーのぬいつけ方、身頃の左右合わせ方(ブラウスを後ろとめした感じ)も、難易度高いなとふりかえって思います。
ぬいぐるみ(プラッシュ)の服は、小さいのですぐに縫い終わるのですが、小さいがゆえに何をどうしたらいいのかわからないことも出てきそうです。
今回作ったダフメイの洋服は着せたり脱がせたり(ほとんどしませんが)可能なようにつくりましたが、脱ぎ着させないつもりで作ると左右身頃の合わせどころが…とか言わずにもう少し簡単に作れるかもしれません。
わたしも型紙は紙をざくざく切ったり貼ったりして、よくわからないまま作りました。
最初はうまく作れないかもしれませんが、2〜3着、布の色や柄をかえて同じ形で作っていくと、だんだんコツがわかってくるのではと思いました。