【ファン感想】ディズニー映画「ファインディングドリー」

こんにちは。なんなん(@nannanchannel)です。
ディズニー映画「ファインディングドリー」見てきました!
ディズニーのパークファン歴7年目、映画もよく見るようになりました。
感想をかいてみます。
色に焦点をあてて書いてみます。

ドリーの「青」

この映画で印象深かった色は、主人公のお魚「ドリー」の青色です。
ドリーは「ナンヨウハギ」というお魚で、真っ青な色をしています。
飾りの色として、黒いスジに黄色のシッポがアクセント。
小さいお子さんにも目につきやすい、はっきりした色立ちです。
ナンヨウハギというお魚は大人になると体長20cmくらいになるそうです。
子供だったドリーはもっと小さかったはずですし、大人になっても20cmで大きな海を泳ぐのですから大冒険ですよね。

ドリーが「青」で、ドリーのいる海も青いはずなんですが、このファインディング・ドリーの中では、海はそれほど青いという感じはしませんでした。
海は海の色といいますか…おそらく本物の海の中に入ってしまったら真っ暗で色なんて見えなんじゃないの?と思いつつ、もし見えるとしたらこんな色なんだろうな…という海の色でした。
遠くから見るから海は青いのですが、海の中に入ってみると青くないので海って不思議です。

ニモの「オレンジ」

主人公「ドリー」のお友達、「ニモ」はファインディング・ニモでおなじみのニモです。
カクレクマノミというお魚で、オレンジ色に白、黒の熱帯魚らしい色をした魚です。
体長は大人でも8cmとのこと。パパのマーリンがそのサイズだとすると、子供のニモはよほど小さいですよね。
ドリーとニモ、危険な海で元気いっぱい、大冒険です。

ディズニー映画の動物もの、今年の春は映画「ズートピア」も大ヒットでした。
ズートピアでは女の子うさぎの「ジュディ」が小さいのに耳の良さと計算力、行動力を発揮して大活躍でしたよね。
ジュディも大都会ズートピアの中で危険にもまれながらも力強く生きていました。
熱帯魚のドリーとニモ、うさぎのジュディよりさらに小さい存在です。
ジュディのように洋服も着ていません(笑)
小さいお子さん達に大人気のファインディングニモとドリーですが、子供ながらにやりたいこと(ドリーはお父さんとお母さんを探す)に向けて真っ直ぐがんばる姿に、心うたれるのかなと思いました。

白イルカの「白」

映画の中盤ころから、白イルカのベイリーがジンベエザメのディスティニーと一緒に登場します。
白イルカは大変頭のよい動物で、頭に大きなコブがあるのが可愛らしくて人気です。
ドリーとニモの体の小ささと反対に、シロイルカとジンベエザメの大きいこと!
「頼れる^^」とひと目みて、思ってしまいます。
シロイルカのもつやわらかさと真っ白い体が、映画に安心感をあたえていてくれました。
シロイルカって寒い海に住んでいるんですよね。
頭のコブに、脂肪をたくさんたくわえていると聞いたことがあります。
超音波で情報を知らせるベイリー。目がよく見えないけど動けるとすごいディスティニーのコンビ。
ディズニー映画アナ雪(アナと雪の女王)でトロールも言っていた「誰もが完璧じゃない」を思い出します。
できないことを補い合うとすごい力になるっていうか。

もうひとつ白いもので安心感のあるものがありました。
「貝」です。
ドリーが白い貝をたどって、家に着くことができました。
海の中の白くきれいな二枚貝、なごみます。

タコのハンク「赤」

青い熱帯魚ドリーがニモ親子と分かれ、途中からタコのハンクと一緒に行動するようになりました。
動物の映画「ズートピア」ではうさぎのジュディときつねのニックがコンビとなって行動しましたが、ファインディングドリーでは「ドリーとタコのコンビだぁ」と思ってしまいました。
タコとコンビになるというのがうれしいのかどうか悩みどころですが、タコは見かけによらず(?)たいへん頭のよい生物です。
やわらかい体、吸盤も役に立ちます。
タコの赤い色のおかげで、ドリーの旅もいっそうスリリングに感じられました。
なお、タコのハンクのおかげで、映画のスクリーンが一面、真っ黒になった場面がありました。
ハンクが「墨」(すみ)をはいたのです。
この墨のおかげで、ハンクとドリーは助かりました。
ちなみに、水槽に手をつっこんでいたのは人間です。
ヒトデなど海の動物たち、ふれあいコーナーはこわいのかもしれない…と思いました。
行く機会があったら、やさしく扱おうと思います。

むらさき色の貝

青い熱帯魚「ドリー」のママが言っていました。「むらさき色の貝が好き」と。
この貝の映像をよく覚えていないのですが、ドリーがお母さんの好きなむらさき色の貝を拾おうとして激流に流され、迷子になってしまったようです。
そう思うと悲しい、特別な色ですね。
むらさき色の貝はたしかにきれいな色の貝です。

アシカの黒、茶色、エイ先生

わきを固めるアシカのコンビ。岩を陣取っていて面白かったです。
ずっとどかない所、どいたのに占領しようとするところに、海の生き物たちも大変なんだ、という思いを感じました。
ズートピアでいえば、ナマケモノに近い役割だったのかもしれません。
エイ先生も前後にでてきました。悠々と泳ぐ姿は圧巻です。
個人的にエイの見事な泳ぎを見るのは大変好きです。
この映画はストーリーや映像のきれいさの他に、魚や海の生物たちの忠実な動きを見るのにだいご味がありました。
わたしは水族館好きで、今年横浜のシーパラダイス、鴨川シーワールドと2回行きました。
水族館とこのファインディングドリーと合わせて見ると、魚への理解が深まって楽しめそうです。

ファインディングドリー色と観賞のまとめ

ディズニー映画「ファインディングドリー」では、海の生き物たちが生き生きと動く様子がリアルな色づかいで再現されていました。
リアルなんですが、たぶん本物の海の中の色はまた違って、海は光が届かないのでよく見えないのが実態なのではと思います。
もし海の中が見えるとしたらこんな色で見えるんじゃないか…というのが、忠実に表現された映画だったんじゃないかなと思います。
ディズニー好きな人はもちろん、小さなお子さんのいる人、海好き、おさかな好きの人におすすめできる映画です。
映画割引デー(ファーストデー)で数組の親子が見にきていましたが、最後まで大人しく集中して見ていたので、さすがのディズニー映画でした。