こんにちは。なんなん(@nannanchannel)です。
東京ディズニーシーで2016年7月9日から始まったハンガーステージの新しいショー、見てきました。
名前を「アウト・オブ・シャドウランド」と言います。
今回7月のインでほかの抽選は外れてしまいましたが、このショーだけは当たったので鑑賞できました。
個人的になりますが感想を書いてみようと思います。
あらすじをつらつら書くことはしませんがショーの内容を書くので、内容をまだ知りたくない方は飛ばしながら読んでください。
^^。
【100組200名様ご招待】東京ディズニーシーの新エンターテイメント「アウト・オブ・シャドウランド」の一般公開に先駆け、プレビュー体験キャンペーンを開催! https://t.co/vZHaDONP5X #アウトオブシャドウランド pic.twitter.com/aTvMBcGDuU
— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) 2016年5月18日
キャンパスデー女子に受けそうだな…の第一印象
みんなと一緒に森に来ていてはぐれてしまう…というのが学校の林間学校のイメージと重なり、女子中学生・高校生受けしそうだなというのが私の第一印象でした。
夏休みや冬のキャンパスデーでディズニーシーに遊びに来る女子学生さん、アトラクションに乗りまくってあまりショーは見に行ってないんじゃないかと思います。
ショーってどっちかというとリピーター向けなのかなと。
そんな女の子たちが「シーのジャングル?の新しいショーがイイ感じなんだって」と、ハンガーステージに向かうのかという感想を持ちました。
主人公の女の子のメイちゃん、歌上手過ぎましたが、内気な性格だそうです。
友達に気を使っていつも気を張って元気に見せている今どきの女子の内面に、真っ直ぐ共感する人も多いかなと思いました。
内気で何もできないけど、歌と演技だけ上手いというところに説得力がありそうです。
どうでもいいことかもですけど、ダッフィーのおともだちシェリーメイの「メイ」ちゃんと名前がかぶっている所も、ディズニー好き女子にはポイント高いと思います。
私は舞台好き音楽好きなのでかなり好きです
東京ディズニーリゾートにわたしがはまっている一番の理由が「音楽」なので、このミュージカル調のショーはかなり気に入りました。
ハンガーステージの前のショー「ミスティックリズム」では、太鼓や笛の生演奏が魅力的なショーでした。
今回の「アウト・オブ・シャドウランド」では、歌がその生演奏の役割を果たしています。
太鼓のドンドンの迫力ある音は生演奏としての効果がダイレクトに伝わってきて人気が高かったようですが、アウトオブシャドウランドの生歌と演技力も一流のものでした。
これを毎日5回前後、このハンガーステージで繰り返し繰り返し上演するのかと思うと、そのエネルギーに頭が下がります。
歌とセリフは魂から絞り出すようにして客席に伝えられます。
大人っぽいシーが好きな人は好まないかも
トイ・ストーリー・マニア(トイマニ)ができて大人気、2017年春にはファインディング・ニモのアトラクションができるなど、小さなお子さんでも楽しめるような施設がディズニーシーに増えました。
ダッフィーの登場やこのショーもその路線なのかな、お子さんなど小さい人でも理解できて楽しめるストーリーにしたのかな、という感想を持ちました。
わたしはこの路線には賛成の立場でいて、うちの子供たちが幼稚園児のころにディズニーシーができて、さっそくシーに家族で遊びに行ったけれど、乗るものや楽しめるものがほとんどなかったと皆さん口々に言っていました。
この思いがトイストーリーマニアへの爆発的人気につながったのかなと、個人的には思っています。
私個人は大人っぽくて大迫力のミスティックリズムも大好きでした。
土、水、火、風(はあったかな?)のファイナルファンタジー的なテーマ、本物の水、火の演出、宙づり、どれも素晴らしかったです。
一方子供っぽいショーも好きで、マイフレンドダッフィーは大人としてどうかと思うくらい好きです。
CDを友人に聞かせたら「懐かしいお子様番組」と言われて、はたからみたらそう見えるのか…とがく然としました(>_<)。
ディズニーなら何のショーも好きなのですが、ミスティックリズムやハロウィーンのショーで大人っぽいタイプのものが熱狂的に好きな方には、物足りなさを感じるショーになるのかなと思います。
空調あり相変わらず休憩には最高の場所
ディズニー旅行は屋外を歩き通しなので、真夏や真冬はもちろんどんな季節でも、このような屋内ショーは空調も効いていて最高の休憩場所になるなと思いました。
ショーそのものの評価とは全然関係なくなりますが、歩き疲れるあの奥地(ロストリバーデルタのジャングル)で座って休める、しかもストーリーや演出もほどよく休憩とマッチしているあたりは、家族連れには重宝されるんだろうなと思いました。
ミスティックリズムの太鼓はめちゃめちゃカッコよかったですが、小さな子供さんは暗くて怖がるかもしれないと。
お子さんがぐずると親御さんも休まりません。
シーそしてハンガーステージでしかできないショーだなと
休憩のためのショーというわけではないのですが、お子さんや年配の人など体力の少ない人が快適に休める場所がパーク内にはどうしても必要です。
休むたびに飲食をしないとというのも、お腹の都合ちょっと無理でしょう。
なるべく楽しめる対象年齢を広げてとなると、よくできているショーだなと思いました。
ショー好き音楽好きながら宝塚、劇団四季にまだ行ったことがなく、そういう所ではやらないショー、でもディズニーシーでやるならこんなショーという感じです。
で、場所がロストリバーデルタとなったら、ジャングルというか森で女の子に冒険してもらうしかないでしょう。
宙づりのアクロバットは舞台ならではの演出
後半に宙づりのアクロバット的演出があったと思います。
ミスティックリズムでもありました、宙づりになった2人がぐるぐる回ってすごいバランスを取った格好をするというもの。
今回のは宙づりパフォーマンスに重きを置いているというよりは、表現のひとつとして宙づりを採用した、と感じました。
宙づりの見所と思った場所ですが、床(かな?)がだんだん斜めになって、45度から90度に傾いていきます。
わたしたちの客席が天空にあって、真上から下界を見下ろしているように感じました。
吸い込まれそうになるんですよ。
宙づりのダンサーさんがたてに真っ直ぐ宙づりになっているときに床が90度に傾いているとしたら、ダンサーさんが空を飛んでいるように見えるということです。
派手なアクロバティックには見えませんが、見えた通り素直に見るのがよいのかなと思った場所でした。
この宙づりと傾く床(?)の演出も、生の舞台だから見せられるものですね。
歌手の女の子(女性)メイは幼く見えるようで相当の実力派
このアウトオブシャドウランドの女の子メイの歌を味わった夜、ディズニーランドで「ミッキー&カンパニー」で本格的女性シンガー「スー」の歌と舞台を見てきました。
幼さと大人っぽさ、両者はキャラクターとしては対局にある女性ですが、アウトオブシャドウランドの女優さんも、ミキカンのスーと肩を並べるくらいの本格的な実力派だと思いました。
30分ものショーの間中主役をつとめ、歌い通し演技し通しってそうそうできるものではないです。
ミュージカルは好きといいつつあまり知らないのですが、テーマパーク内の舞台で活躍できる歌手、女優さんもいるんだなーすごい!としきりに感心しました。
これから何年も上演されるなら、ものすごい人数の観客に見てもらえるショーになるのですよね。影響力大です。
アウト・オブ・シャドウランド感想のまとめ
プロジェクションマッピングとオーケストラ演奏について書こうと思います。
プロジェクションマッピング、ディズニーランドのワンス・アポン・ア・タイム、わたしずっと抽選に外れてばかりいてまだ当選席で着席して見たことがありません。
「ワンスまだ当選席で見れてない」の思いが強いしこれから当たる見込みもないので、「アウトオブシャドウランドだったら座ってプロジェクションマッピング見れるし」の満足感はすごく大きかったです!
わたしは抽選で座りましたが、第1回目公演なら並べば必ず見れますし。
「ディズニーで座って見れるプロジェクションマッピング」というのはありがたいことです。
最後にオーケストラ演奏ですが、アウトオブシャドウランドの場合、ワンスアポンアタイムのようにすでに有名な大人気曲をつなげたりということは書下ろし作品なのでできません。
でも音楽の完成度としては、ワンスアポンアタイムのオーケストラ演奏と同列、同等です。
一回聴いて覚えられるような曲はないので、歌ってと言われても何も歌えませんが(笑)ショーの間中素晴らしい音楽を流してくれていることは確かです。
ミッキー広場のスピーカーがハーバー工事のあと、音質がよくなったとうわさに聞きました。
ディズニーリゾート内のスピーカーはどれも音響が素晴らしいです。
わたしがTDRに通い続ける、一番の理由かもしれません。
ハンガーステージでしか聴けないオーケストラ音楽(歌付き演技つき舞台)を、また何回も見にいこうと思っています。
ディズニーシーにお出かけになった際には、ぜひ一度足を運んでみてください。