こんにちは。2人の子育てを終えたなんなん(@nannanchannel)です。
振り返ってみると、2人の子供は多くの兄弟げんか、友達とのけんかで泣きながら育ってきました。
年が上がるとともに落ち着きましたが、幼稚園に入る前のけんかなどはすさまじかったです。
多くの兄弟げんかや友達とのけんかがどんなだったか、大人になった2人を思いつつまとめてみようと思います。
男3人兄弟の3男にバリバリ鍛えまくってもらった長男
スポーツ得意でたくましい男3兄弟が近所にいました。
3番目の3男くんはお菓子でもオカズでも、上の兄ふたりより早く手を出さないと欲しいものにありつけない、という特訓を家で毎日していました。
3男くん
まわりに大きい従兄弟もいなくぼんやりしたうちの長男は、この3男くんにいつもやっつけられていました。
1才、2才、3才・・・幼稚園、保育園に入るまで、毎日遊んでは「気に入らねぇ」とどやされ叩かれ、泣かされっぱなし。
なんなん
ママ同士の目の届くところでしたし、3男くんも適度に手加減してくれていたので、この男同士のやっつけ合い(やられっぱなし)は「放置」していました。
「3男くんに鍛えてもらってたすかるわー」と。
信頼できるママ、目の届く範囲で、適度にうちの子供を鍛えてくれるお子さんがいたのは大変助かりました。
弱い毒を注射して本物の病気にかからない「予防注射」みたいなものです。
そういえば人間って「滅菌室」(めっきんしつ)に入れると、体よわくなるんでしたよね。
男2人兄弟に泣かされ続けた長男
近所の別の家で、男2人兄弟の年子という家がありました。
この2人のお子さんにも、やわやわなうちの長男を鍛えてもらいました。
家では年子の兄弟でケンカしてたようですが、うちの子が遊びにいくとこの年子はタッグをくみます。
年子・上のお子さん
上の子が下の子に「こんな風にしてやろう」とアイディアを。
2人がかりで適度にうちの子をいじめる。
ママが優しく穏やかな方でしたので
年子ママ
たしなめてくれていましたが、「あの程度なら鍛えてもらって助かる・・・」と傍観していました。
子供同士で少々たたいたり引っ張ったりしたところでケガするほどではありません。
相手がちょうど泣くくらいで、ケガしないようなさじ加減というものがあったのでしょう。
4才離れた兄に泣かされ続けた下の娘
外でやられっぱなしのうちの長男は、4才離れた下の娘をいじめ続けました。
性別で「男が上」ですので、この実力差は中学生になり「学力」「成績」という要素が加わるまでつづきます。
長男
毎日毎日食卓で3回か4回は、下の女の子は泣かせつづけられました。
あまりに度が過ぎると上の子を注意しましたが、基本放っておきました。
バランス的によかったのかどうかわかりませんが・・・
普通ならもう少し長男を叱り、下の娘をかばうのがのぞましかったのかもしれません。
うちでは放任気味にしたため
- 男のわりに女々しい長男
- 女なのにありえないほど芯の強い娘
が出来上がってしまいました。
強くて優しい男の子、少しか弱く優しい女の子・・・という「王子と姫」にはなりませんでした。
生まれつきの性格もあったかもしれません。
まとめ:泣かせずに子育てすることは不可能
うちの子育ての場合ですが、たくさん泣かせて子育てしたと思います。
泣かせずに子育てするのは不可能でした。
スズメは「チュン」と鳴き犬は「ワン」と吠えます。
そんな感じで周りの子に適度にいじめられ、鍛えられながら大人になりました。
保育園、幼稚園に入る前に、親の目の届くところで好き放題やられたので、幼稚園や学校で目立った対人トラブルは起こらなかったです。
友達関係、職場での人間関係の悩みもそう大きく困ってないのではと思います。
3才前にさんざんやっつけてくれた「3男くん」に出会えたのはラッキーでした。
3男くん、中学時代にはキャラが違いすぎて近しい友達ではなくなりましたが、全国大会出場のキャプテンとして新聞に載るくらい立派な少年になっていました。
いじめの連鎖を押し付ける相手のいなかった下の娘も全国大会に行けました。
「3男くん」からのバトンをもらえたのかもしれなかったですね。
子供の兄弟喧嘩、決して親の愛情不足ではなく、起きるべくして起こるものだと思います。
どうか辛抱づよく見守ってあげてくださいね。
みなさんの周りにもよき友人資産のお子さんがいることを願います。